養鶏業界でコストに見合わないとして幅広く行われている雄ひよこの大量殺処分がドイツで動物福祉を理由として2022年から禁止になる法律が成立しました。
ドイツは卵を雌雄判別する新技術の開発を先行しており合意形成につながったと考えられそう。
卵を雌雄判別する技術が開発済みで、雄ひよこの殺処分を見続けるのは人類社会が未来志向をする事と矛盾しているのであれば、培養肉ではなく鶏卵成分の培養による増量とか様々な考えで新技術の開発を模索していくのは必要な事かも。
現実的な変化を促す為には許容範囲のコストを試算する必要があると思います。
鶏卵一個当たりの栄養価値は100円以上あるのは確実なのでは。
産卵後の早い段階で雌雄判別する技術を使用した場合でも、50円とか30円程度にコスト削減が可能であると実証された場合は、日本も同様の規制になる可能性を留意するべきかもしれません。
日本にある一部の養鶏場が劣悪な環境で飼育しているとの報道です。
魚と大豆肉が中心の食生活という方法も考えられそうですが、国際的合意により畜産技術の開発に補助金を支出する事で畜産環境を変える時機なのでは。
日本は欧米以外の違った視点から実現性のある変化を促す役割がありそう。