オミクロン株とワクチン接種

東京都の新型コロナウイルス新規感染者はオミクロン株により急増しています。小池都知事は病床の使用率が二割を越えれば「まん延防止重点措置」を、五割を越えれば緊急事態宣言を要請するとの事です。

オミクロン株の症状は重症化しにくいのであれば様々に選択肢があり得そう。

一日当たり約1000人以上の感染者数増加が続く中で、オミクロン株を前提としていない現在のワクチンをブースター接種するのは最適解なのかという意見が出る状況は、多くの人が想定外と考えます。

ワクチン接種を定期的に継続をする場合の健康に対する影響を多くの人々が懸念しているのであれば、今回のデルタ株から重症化の比率が低いオミクロン株に、迅速な入れ替わりが発生という状況を考えればどうか。

今回については接種を必要とされる人以外は見送る事は一つの考えでしょうか。

そのような方法を検討する場合の前提条件としては様々な施策を行って限界まで社会活動を継続して、状況により厳しい行動制限を課す緊急事態宣言を再び行う事を想定しておくというのはあり得るのか。

政治判断を下す為には、オミクロン株というファクターを正しく見極める姿勢が必要とされそう。

日本の場合は欧米諸国と違ってマスク装着率が高く感染者の増加は抑制的です。

そのことから、ワクチン確保は後回しで良いという判断があればどうか。

「ワクチン接種を今回はスルー」で一度の厳しい緊急事態宣言発令という方法でというのは取り得る選択肢なのでは。

一回は遅らせる事が受容されるかは難しいかもしれません。

世界全体の厳しい状況と日本の現状を比較する事から考えた結果として連続したブースター接種を回避する。

そのような方法を考える場合にワクチン接種の是非のみならず、今回については回避する事でリスクを減ずる選択をして感染対策強化と国際的な状況を見極める考え方は果たしてあり得るのかどうか。

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