ウクライナ国防省の情報機関のトップが、ロシアとの戦争が終結時に考えられるシナリオとして、ロシアの分裂か現在のロシア国家を保った状態で、現在までの政治が誤りであったと示す為に領土の割譲を必要とするのではと言及しました。
ロシアの外相がウクライナの分割を主張した事の答えとしても考えられますが、欧米諸国の識者達が同様な発言をしている事もあり注視する必要がありそう。
ロシアを数千万単位の国に分割する結果になった場合は、週末に中心都市へ民衆が集まり政治行動を行うような形で、民主主義が一部の人間のみが関わる言論に留まり首都中心となっている状況を越える方向性は考えられるのでしょうか。
国際秩序としてもロシアと周辺諸国が欧州社会の中で共同して利益を求めていく未来が描けるのではないか。平和の配当に経済的発展の前提条件を求めたり。
一時的にウクライナの主導権を認めてもロシア諸国の中から優秀な政治指導者が現れるように意識的な働きかけをする事は、一つの在り方なのかもしれません。