尼崎市全市民に関する重要な個人情報の入ったUSBメモリーが紛失した問題は、今回の業務を委託した情報システム会社「BIPLOGY」が30年以上前から全市民のデータを管理する業務の受託を継続していたとの報道です。
特定の業者のみがシステムの詳細を把握して情報システムの委託を継続せざるを得ない「ベンダー・ロックイン」という状態であったとの事です。最初から10年の契約期間で他の企業に引き継ぐ事を前提にとかは考えられるのでしょうか。
重要な情報の移管をする場合のUSBメモリーは市職員が厳正に管理する違反時は即時に罰則を科すというのは、その場合でも申し入れる事が出来たのかどうか。
宮城県名取市ではUSBメモリーの持ち出しによる重要データの移管に備えて、GPSで位置追跡が可能な専用ケースを導入するとの報道もありました。
データを移管する場所に複数のルートで移動させた二つのUSBメモリーを二つのパソコンを利用した作業で元のデータに復元して、データ移管作業が終了後は、USBメモリー内のデータを自動消去する等は考えられそう。
それほど詳しくは無いので正確な情報かは不明ですが、先ずは記しておきます。