奈良県警の鬼塚本部長と警察庁の中村長官がそれぞれに辞任表明をする記者会見がニュースになる中で、警察庁は安倍晋三元首相銃撃事件の検証結果を公表との報道になります。
ドローンの使用により周辺状況を把握して人工知能による異常行動探知システムで警備を行う為の資機材を整備する方針との事ですが、注視するべき対象人物を目で追って本来見ていた場所の警戒に限界が出る問題を解消できるか。
今回の場合であれば後方を警戒する一人の警護が、後方を面で注視する地元警察の警察官三人程度と、通信機器で連絡を常に取りながら連携した警護というのは一案かもしれない。
記事には様々な機材とAIを活用とありますが、警備計画の作成後に注意が必要な接近者が取り得る経路を人工知能を活用して30経路程以上は順次に表示する事で対応不能な箇所がないかを、確認するのも良いのでは。
演説会場と警護対象により制服警官と背広の警察官は、どちらが最適かは様々と思われますが、警護対象との交渉により模索をする中で最適解は求められるか。
車道を通行する自転車に黙礼をする選挙スタッフに見えるような県警の制服警官が、背広を着た警護が意図の不明な接近者に一次対応をする二段構えの警護体制とかSPに全ての対応を求めすぎない方法もあり得そう。