プーチン氏が部分的国民動員表明

ロシアのプーチン大統領はロシアによる特別軍事作戦と称するウクライナ侵攻がプーチン氏の想定より成果を上げられずロシア軍の損害が拡大する中で、国民の中で軍事的経験等を有する者に対する部分的動員を表明したとの報道です。

各メディアのニュースでも伝えられたように30万人の規模という事実であれば、ロシア軍の現有戦力に30万人もの追加戦力が加われば想定される攻勢の強力さを二正面か三正面作戦の脅威を鑑みればどうか。

ウクライナ軍への軍事支援を上積みして、ウクライナ国民の被害を抑えなければという考えで迅速な遠距離精密攻撃という戦術で備える事も考えられそう。

大規模な攻勢が再び開始された場合は戦闘地域の全住民が疎開するのを国際社会が支援して市民の安全確保を図りつつ、何故にそのような対応が必要であるかをロシア国民に向けて広報するような事は、効果が見込まれるだろうか。

ロシア軍の士官と下士官が現在までに被った損害によるロシア軍の能力が低下をしている状況で、今回の動員と旧式兵器で補ったとして成果を上げられるより、適時適切なウクライナ軍の対応で損害を被りロシアの変化を待つしかないか。

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