安全保障関連3文書の閣議決定は

政府は安全保障関連3文書の閣議決定をしたとの報道です。弾道ミサイル攻撃に対する反撃能力の保持など交戦国からの一方的な攻撃の抑止と対等な交渉を行う前提となり得る有効な防衛力の整備につながる決定と考えます。

現在の世界情勢は東アジア各国の感染症による内政不安と経済状況の推移など、軍事的要素以外にも様々なファクターが国際政治に影響を及ぼすと考えられる中で攻撃を思いとどまらせ、勢力均衡下で外交解決を図れる前提条件なのでは。

何らかの軍事的衝突が発生したとしても、国際的な外交と軍事的な支援を受けるまでは時間がかかる事を考えた上で被害を最小限に抑える事が、一方的に攻撃を受け続ける事の抑止と交渉を成り立たせると理解して最善策を探るべき時代か。

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