回転ずしに限らない外食チェーン店舗における迷惑行為動画の拡散問題は、株価操作や監視社会の強化を目的とする事も懸念されたり、結果として様々な飲食店の閉店につながりかねない困難な問題と化しています。
650~750円程度で定食を提供するような飲食店が対策の為に50円程度の値上げとなるのは予想されます。なにしろ胡椒やトウガラシに爪楊枝等がテーブル上にある事が、迷惑行為を行い得る状況と考えられるのは厳しいと思います。
店員の迷惑行為で閉店に至ったそば店が、被害金額と乖離した200万円の損害賠償額になったとの話があります。そのような正当と言えない対処を許容した事と報道が問題視して取り上げなかった結果でもありそう。
今回の賠償請求を500万円~800万円程度で受け入れるか争う場合は1000万円以上を請求すればどうか、飲食店業界全体の経営状態に影響を与えた事と、迷惑行為当事者の生活レベルが一定程度は低下する妥当な額はどの程度か。
次回以降に同様の事件が起きて監視カメラで被害が確認された場合は、1000万円程度の慰謝料を受け入れるか1500万円程度の賠償を請求される可能性がある事を学校現場とメディア等で周知をして、事件再発を抑止するのも一案と考えます。
迷惑行為当事者が学校現場などで直接に話すか映像で啓発するなどに協力した場合は一定額は減額するような方法で、速やかに同種の事案が発生しづらい状況を導き出して飲食店の対策が過剰になりすぎないようにする等は検討に値しそう。
抑止が効くまでは段階を踏んで請求金額は妥当な範囲で増額される方向性を飲食業界と行政が示すのは、今回の問題に対して無難で有効な対応となるだろうか。
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