ロシアのウクライナ侵攻から一年

ロシアのプーチン大統領によるウクライナ侵攻が継続する事で、限定的核攻撃も危惧される状況は人類社会の天王山かもしれない。

戦況の推移と経済的な変化等からロシア国内が騒乱状態になった場合の対応は、核保有大国であり苛烈な弾圧の歴史がある事を鑑みれば、確実に政権交代となる政治行動が必要ではないか。

例えばソ連崩壊時に経済破綻とされたのは政治的誤りと認めて、プーチン大統領から離反を引き起こす為に世界的なユニバーサルベーシックインカムの提案は、切り札になり得るかどうか。

すでにウクライナへの主力戦車を含む国際的支援が為される状況になりロシアの占領地が解放される流れと思われますが、クリミアへのウクライナ軍進攻時か、ロシアの占領地がほぼ無くなった時に核攻撃の危険性が高まれば対応策は?

ロシア軍の戦力が大きく損なわれロシア人の若者が無為に失われる未来が続くような状況になる事も考えられます。プーチン氏の政策に将来的展望が無くなった時点で、ロシアの体制は変更される以外にないかもしれません。

ロシア軍が核攻撃を行い大規模核攻撃の可能性を唱えつつ世界への恫喝を行った時点で、「全ての人類の総攻撃」のような言葉で全世界の軍隊が大規模核攻撃を防ぐ為に軍事行動を起こせばどうか。

ロシア人も共に戦おうと戦後体制も提示して体制変更を図るのも一案では。

軍事的に強化されたウクライナへ再侵攻を続け、ロシアの若者が世界にあまり同情されず無為に斃れるのを、法治を無視する隠然とした権力により続けるのは正しいのだろうか。

その状況を変えるのは簡単では無いが、現状維持の言説に留まる言論で良いのかという話ですね。

基本的にはウクライナ軍の反攻が成功してウクライナ軍の戦力が整えられる方向性が見えています。それはプーチン氏とロシアの好戦的勢力がやってみないと分からないと考えているのであれば、止めるのは簡単な事ではないと思います。

ドイツのレオパルド2のみならず、米国の主力戦車の供与が始まった段階でウクライナの主力戦車の数が増やせる状況が形成されつつあります。

ロシアの旧式主力戦車に対して西側の主力戦車が性能差による大きな成果を上げた時点でロシアの戦力は劣勢の状態が続くのではと考えます。

極端な事を言えばウクライナの首都近郊に配置する予備戦力に、整備と補給が困難でもある米国製主力戦車を1000台以上の規模で形成されるような未来もあり得るかもしれません。

米国製主力戦車に対応できる整備補給拠点を核攻撃に対する備えとして、予備を含めて分散した上で多めに構えればとか、ウクライナ人の市民を強力に保護する為に必要として大規模な米国製戦車の供与という手段もありえます。

将来的にあり得る状況の推測と、国際社会が打ち出せる方策を様々に考え出す為の努力は、世界的危機に解決策が容易に見つけ出し難い厳しい状況になった場合の備えとして必要と考えるべきだろうか。

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