マイクロソフトはWord・Excel・PowerPoint・Outlook・Teamsに、OpenAI社の開発した対話型人工知能のChatGPTの進化したバージョンである「GPT-4」の機能を取り入れて、業務の自動化が進む様子をプレゼンテーションしました。
「Microsoft 365 Copilot」というらしいですが、今までに各人が培った技能が人工知能の補助で経験の少ない人も実行可能になる事を考えれば影響は大きく、世界各国で効率化が進む事から日本でも変化が起こる事は避けられないか。
PowerPointの自動作成を考えても重要なスライドとか動画の作成については、知識とセンスがある特定の人に任せていた状況が誰でも一定レベルで担当できる事になれば、企業内で人事面を含めて様々な調整が必要になるのでは。
米国の司法試験をといた「GPT-3」は司法試験の下位10パーセントであったが「GPT-4」は司法試験の上位10%に達する成績を収めたとの報道がされました。常に人工知能弁護士のサポートを受けて行動を決められる社会になるだろうか。
日本語による使用でも「GPT-4」は格段の能力向上という話ですが、画像を添付した質問が可能になれば質問内容をまとめるのが苦手な人も感覚的に質問して、対話型人工知能と対話する中で答えにたどり着きやすくなると思いました。
社会の中で高度人工知能が活用されていく状況を考えれば、様々な企業における業務が人工知能に代替されていく事があり得ますが、社会が調整段階に入ったとして政府が資金を供給して混乱が起きないようにするのも必要と考えます。
当サイトの関連記事
・マイクロソフト社が生成AIの拠点を日本国内に設置で影響は
・法人向けの「Bing Chat Enterprise」をMicrosoftが発表
・ChatGPT「GPT-4」来週登場?