インド訪問後にウクライナを電撃的に訪問した岸田首相はゼレンスキー大統領に対して、首相の地元広島にある宮島の名産である50センチ大の「しゃもじ」と「折り鶴ランプ」を贈呈したとの報道になります。
その「しゃもじ」には岸田首相の名前と必勝の文字が書かれており、意図と外交的効果等についてネット上等で議論されています。日清・日露戦争時に奉納された「しゃもじ」でもありますが単なる激励の為と見なす事もできるのでは。
ウクライナが勝利しなければ世界の未来は危ういものになると理解したが故に、岸田首相が強く意思表示したと考えられると共に首相の地元広島ではポピュラーな縁起物であり、「折り鶴ランプ」と共に贈れば平和を勝ち取るとも言える。
高度な知性と教養を元に行われる外交術として、どのようにも受け取れる贈り物という話であれば、贈った後に味方側や中立的な人物等から贈呈品の意図を質問されれば答えたり意味深な発言をする交流により親しくなる事も考えられる。
インドのモディ首相と会談直後に、今回のような事が行われればインドの人士に日本の外交力に国際的な影響を大きく与えうると一定の評価が与えられ、後日に日本とインドが相互に補完し合う共同した外交を行う基盤になり得るのでは。
ウクライナ国内でもゼレンスキー大統領とウクライナ国民が岸田首相の贈呈物について、様々な事情を知る中で励ましになる事があれば意義があると考えます。
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