原因が判明しない陸自ヘリの消失

沖縄県宮古島の海上で発生した陸上自衛隊のヘリコプター消失は防衛省関係者が「何が原因か想像もつかない」と発言するほどの状況が続きます。搭乗者と機体の主要な部分の発見は未だに為されていません。

機内とヘリコプターのローターが見える位置にあるカメラで撮影された映像を、基地か衛星に傍受されない通信手段で常時に発信していれば、異変が発生した時の状況を伝えられるのでは。

高級将校の一団が偵察などを行う場合は複数の機体に分乗してリスク回避を行う場合にしても、各機体に大型のモニターを用いた遠隔通信システムを持ち込んで認識の共有を行う方法であれば、既に確立した技術で実現が可能と考えます。

陸自ヘリの周囲にドローンを飛行させれば、周囲の警戒とドローンを対象に接近させる偵察に用いる運用をする方法も考えられます。今回のような事態にも状況の把握を迅速に出来る上に救助の可能性を高められるだろうか。

このような方法を用いれば、今後は攻撃の可能性を抑止できるかもしれない。

陸自ヘリとドローンが両方共に機能停止になれば、攻撃を受けた可能性が高いと判断できます。傍受が出来ない赤外線通信とかレーザー通信で陸自ヘリから送信されるカメラ映像を記録する運用も考えられる。

EMP攻撃を機体に向けて行った場合は機体に反射して基地のレーダーに映る状況であっても、新しい技術で投射する角度を今までよりも狭くできればレーダーに映りにくくもなると思われます。

事故の可能性もありますが敢えて考えれば、電磁波攻撃と超音波攻撃の複合攻撃とか、基地の方向へ向かう衝撃波などをある程度は中和する技術が存在する事は想定できる。

機体に細工をされて今回の状況に陥った事も考えられます。機体前方から海面に向けて急降下となれば操縦者と乗員が何もできずという事もあり得ます。

陸自ヘリの正操縦士が何らかの要因から、機体に危険をもたらしかねない操縦を行った場合に、副操縦士がどのように制止をするシステムになっているかという報道はされた方が良いかもしれません。

ロシアによるウクライナ侵攻後でもあり、日本は戦時に近い状況になっていると認識した報道が必要と考えます。

2023年4月11日加筆修正

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