消息を絶った陸自ヘリ機体発見か

今月6日に沖縄県宮古島で消息を絶った陸上自衛隊のヘリコプターは、防衛省関係者によると捜索に当たった海上自衛隊の艦艇が、救助者(救助対象者)と主要な機体と見られるものを発見したとの報道になります。

政府と防衛省の関係者に加えて報道機関などが、主要な機体と救助対象者が発見される前に攻撃の可能性は全くないと情報発信していましたが、それぞれに調査されれば消息を絶つに至った状況が判明するのではないかと思う。

機体と救助対象者が発見される前に消息を絶った状況に対して断定する必要性は無く、攻撃の可能性を主張する人達を必要以上に否定するのは良くないと考えます。冷静に考えられる問題点に対して解決策を立てる方が得策と思う。

ヘリコプターが救難信号を発信せず非常事態に交信も行われなかったという問題があります。海上に着水時の状態がどのようなものであれば、そういう状況になるのか説明されなければ断定はできないと考えます。

離島防衛の必要性を考えれば島の周囲を監視カメラで常に撮影して、今回のような飛行時は常に機体を確認するという方法などを考えていくべきかもしれない。監視システムがあれば有事に警戒態勢を迅速に打ち立てられるのでは。

島から離れた洋上で飛行ルートをランダムに出来るのではなく、島の周辺という限られた空域では島内からも偵察される可能性もありますし、飛行ルートを待ち伏せする事が容易という可能性も想定すべきでは。

今回の事件に関する調査報告がどうなるにせよ、次からは同様の事態が発生しないように対策を講じるべきと考えます。

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