岸田首相の近くに投げられた爆発物は、爆発地点から60メートル先にある倉庫の壁に穴を空ける程の速さで衝突したとの報道です。演説を聞く為に集まった群衆に大きな被害が出る可能性があったのは確かでしょうか。
警護が近づく前に漁師の人達が第二投を阻止したタイミングが遅れた場合は、爆発物が起動するスイッチが入ったまま群衆の中に放置され大きな被害が出た可能性も考えられます。警備体制の見直しと実効性のある警備計画が求められる。
自作自演との声を上げる人たちもいますが報道関係者とネット報道の関係者が撮影している事が考えられる中で、爆発物が衝突した穴と爆発物自体が爆発現場から消えて発見された状況を考えれば自作自演説では無いと言えるかもしれない。
岸田首相と演説を聞きに集まった聴衆に被害が出ても良いと考える者による襲撃だった可能性はある。その辺りは犯人の言動などを見る中で不審な点があるのかを考えるしかないのでは。
以降への影響としては今回と同様に、二回目の投擲を行いつつある時点で警護は危機感をあおる警報音を鳴らして、犯人取り押さえに協力する人以外は退避を呼びかける必要があると考えられる。
現段階では、警護が異変に気付いた時点で避難を大声で呼びかけるだけでは退避が遅れるかもしれない。
投げ網投射銃のようなものを警護が携帯した上で投げ網を空中で展開する事で、投げられた爆発物などを空中で確保して事前に定めた十分な広さがある立ち入り禁止区域か、設置した頑丈な上部を開放した筒状容器に投げるのは考えられる。
街頭における警護の場合を考えても、爆発物などに対処する技術の確立と、事件発生時に立ち会った群衆の協力が必要なのは確かでしょうか。
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