東京新宿歌舞伎町に新たなシンボルとして建設された「東急歌舞伎町タワー」において、男性小用トイレ以外は男性と女性が隣同士で利用する事もあるジェンダーレストイレを試みたが解決すべき課題が浮上したとの報道になります。
欧米で行われたジェンダーレストイレの設置で浮上した問題点と、日本において女性と男性が実際に使用した時の感情を調査して、それに対する解決策を実際の現場にある設備の写真を含めて公開する必要があったと考えられる。
日本で設置するならば男性による暴力を背景とした犯罪の示唆に対応策を考えないのであれば無責任なのは確かでしょう。女性がトイレの使用を避ける現実がおきるのは健康被害を含めて人権侵害であり対応策を示せないのは問題です。
日本のLGBT等の当事者が求めていない形で、トイレの使用に関わる問題を解決する為として独善的な手法を用いたのは早急に改善する事が求められる。問題点が出て世論が解決しなければ許容しない流れが出来たのは不幸中の幸いか。
海外に対して日本でも同じ手法を用いましたが、海外の先行事例を参考にもして日本人が議論する中で妥当な方法を策定して試みる事になり、ジェンダーレストイレという課題を問題が発生しずらい仕組みにしていくのは一案と考えます。
コンビニエンスストアのような個室トイレの仕組みを基本として、身繕いをする為に男性用と他の属性の人が利用する等で二箇所以上で分けた洗面化粧台を設置した場所を設けるという方策などは考えられる。
個室トイレの汚物入れをスマホ認証や手のひら認証で、女性用とか男性用を自動的に出てきたり収納される仕組みも考えられます。大型商業施設で監視の目が行き届きづらい場所であるが故に効果的な仕組みを試す契機になり得るのでは。
個室トイレを使用後に不審物が存在するのかをチェックする機能を実現できるか検討しても良さそうですし、プライバシーを保護した先進的な個室トイレの実現を同時に追求するのはあり得るのだろうか。
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