書店が減少する傾向が続く中で様々な取り組みで書店経営の再構築が模索されていますが、構造的な問題でもあり容易に改善は出来ない状況と言えます
図書館に無人書店を併設して図書館の館員が無人書店の品出しも担当する方策も考えられますが、図書館が僻地にある場合もありますから、やはり最適解を見いだすのは難しくもあります。
地価の安い地方部などで、コンビニの隣接地に通路で直結した無人書店(面積はコンビニの半分〜同等程度)を設けるのも一案でしょうか。
万引きや書籍の汚損に対しては電子タグや監視カメラによる防犯システムを導入して、全国を統括する遠隔監視センターからスピーカーで直接警告もできる仕組みの構築に公費支援をすればとも考えます。
書店の店員さんを一度はやってみたい人や今まで通りの書店利用の体験を続けたい需要もあると思われます。
完全無人化にするのではなく1日のうち一定時間はスタッフが滞在して品出しや利用者の書籍購入相談(コンシェルジュ機能)を行うことで、本と触れ合う豊かな文化拠点の形成にも繋がり得ます。
書店は単に本を販売する場所ではない。
新しい知識との偶然の出会い、人々の学びを支える環境、地域文化を育む拠点としての役割を担ってきた。
人口減少や電子化の進展によって従来型書店の経営は厳しさを増しているが無人化技術や遠隔監視に加えて、コンビニや図書館との連携を活用することで、新しい形の書店モデルを構築できる可能性は残されている。
書店を過去の産業として諦めるのではなく、現代の技術と結び付けながら次世代へ継承していく試みが求められているのではないだろうか。