「上げ馬神事」で環境保護団体が動物愛護法違反容疑で氏子ら告発

三重県桑名市の多度大社の「上げ馬神事」は行政から改善の要請が為されてから神事の新しい形が提示されるか待機している状況に思われますが、環境保護団体が動物愛護法違反容疑で神事に関わる氏子らを告発との報道が為されました。

この形の神事を始めて続ける中で、やりすぎとも思える形に徐々になっていき、更に動物の扱いが乱暴になっていったのが問題で「伝統を重んじる」という言及の仕方は元々から動物に敬意が少ないとも読めて過剰な取り上げ方と思います。

環境保護団体は神事を行う氏子から新しい形の神事が提示される迄は待ってから告発を行う事も出来たように思われます。時代の流れを読み取り「上げ馬神事」に意見を述べる有識者が発言力を持ちうる地域社会が必要になりつつあるのか。

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