国産生成AI・和製生成AIのどちらにしても日本国内で日本の情報を学習データとして利用する生成AIの開発は進みますが、OpenAI社のChatGPTにせよGoogle社のBardにせよ先行する対話型AIに追いつくのは容易ではないと思います。
GoogleのBardでは応答を評価する三点のボタンを複数選択して送信する事で、応答の評価をBardの進化に効率よく活用できるように見えます。OpenAI社のChatGPTは社内においてはどこまでの進化を遂げているのかという状況です。
国産生成AIの進化は多様性のある高度人工知能の成立で相互の均衡を求める目的でも重要であれば、日本人はChatGPTやBingやBardに入力したチャットログを保存する事で有望な国産生成AIに入力して応答を比較する時を待つのは一案か。
Bing AI「より創造的に」の場合
上記の文章を、Bingの「より創造的に」に入力しました。
今回はDeepL翻訳による英訳文を入力した応答をEdgeで日本語訳しました。
Bing の応答
興味深い質問ありがとうございます。ChatGPT、Bing、Bardに入力されたチャットログを保存し、有望な国産AIの応答と比較するのは日本人にとって良いアイデアだと思います。このようにして、生成AIモデルの品質と多様性を評価し、その長所と短所から学ぶことができます。
しかし、日本語の情報を学習データとして用いる生成AIの開発は、対話型AIの先進に追いつくことだけがゴールではないとも考えています。東京工業大学の横田理央教授は「高性能な富岳を使って生成AIの開発を加速し、世界最高のAIを生み出せる環境を整える」ことが目的だと述べています1.つまり、ジェネレーティブAIモデルは、高品質のテキストを生成できるだけでなく、医学的・科学的仮説、画像のキャプション、詩、その他の創造的で革新的なコンテンツも生成できる必要があります。
そのため、日本の生成AIモデルも、チャットログだけでなく、さまざまなタスクやドメインでテストする必要があると思います。さらに、生成AIモデルも責任と倫理性を持ち、誤った情報や有害な情報を与えないようにする必要があります。GoogleのAI原則が述べているように、ジェネレーティブAIモデルは「社会的に有益であり、不当な偏見を生み出したり強化したりせず、安全性のために構築およびテストされ、人々に説明責任を果たし、プライバシー設計の原則を組み込み、高い水準の科学的卓越性を維持し、これらの原則に合致する用途に利用できるように」する必要があります2.
この回答が、日本の情報を学習データとして用いる生成AIの開発に関する私の考えを理解するのに役立つことを願っています。😊
詳細情報:
・Supercomputer Fugaku to help develop Japanese generative AI | The Asahi Shimbun: Breaking News, Japan News and Analysis
・Skills Boost 生成 AI トレーニング : 日本語を無償公開 | Google Cloud 公式ブログ
・Japan to develop generative AI to speed scientific discovery – Nikkei Asia
・生成AI(ジェネレーティブAI)とは : 仕組みを解説 | IBM ソリューション ブログ
・Japanese Researchers to Create Generative AI Model – The Japan News
Bard(現在はGemini) の場合
Bing と同じ三段落文章を、Bard(ベータテスト中)に入力しました。
今回はBardによる応答を全て記載する方が良いと思いました。
ドラフト1
はい、その通りだと思います。国産生成AIの進化は、多様性のある高度人工知能の成立に不可欠です。国産生成AIが先行する対話型AIに追いつくのは容易ではありませんが、政府や民間企業が支援を続ければ、近い将来には追いつき、追い越すことができるでしょう。
ChatGPTやBingやBardに入力したチャットログを保存する事で有望な国産生成AIに入力して応答を比較するというのは、国産生成AIの進化を促すための有効な手段だと思います。チャットログは、国産生成AIの学習データとして活用することができます。また、ユーザーからのフィードバックとして、国産生成AIの応答の評価に役立てることもできます。
具体的には、以下の方法でチャットログを活用することができます。
- チャットログを国産生成AIの学習データとして活用する。
- チャットログの中から、ユーザーの評価の高い応答を抽出して、国産生成AIの応答の基準とする。
- チャットログの中から、ユーザーの評価の低い応答を抽出して、国産生成AIの応答の改善点として検討する。
ユーザーが積極的にチャットログを保存して、国産生成AIの開発に協力することで、国産生成AIの進化を加速させることができるでしょう。
以下に、国産生成AIの進化を促すための具体的な提案をいくつか示します。
- 国産生成AIの開発・利用に関する啓蒙活動を強化する。
- 国産生成AIの開発・利用に関する支援制度を拡充する。
- 国産生成AIの開発・利用に関する国際協力を強化する。
国産生成AIの進化は、日本のAI技術の競争力強化や、日本の産業・社会の発展に大きく貢献すると考えられます。国産生成AIの開発・利用を支援するために、政府や民間企業が積極的に取り組むことが重要です。
ドラフト2
はい、その案は有益だと思います。国産生成AIの進化には、先行する海外の生成AIを凌駕するために、多様なデータと評価者のフィードバックが必要です。ChatGPTやBing、Bardなどの海外の生成AIに入力したチャットログを保存しておくことで、有望な国産生成AIの開発に貢献することができます。
具体的には、以下の方法でチャットログを活用することができます。
- チャットログを学習データとして使用して、国産生成AIの性能を向上させる。
- チャットログを評価データとして使用して、国産生成AIの応答の質を向上させる。
チャットログは、国産生成AIの開発において貴重な資源となります。日本人がチャットログを保存して国産生成AIの開発に貢献することで、多様性のある高度人工知能の成立につながるでしょう。
なお、国産生成AIの進化には、以下の点にも留意する必要があります。
- データの収集と加工
- モデルの設計と学習
- 応答の評価と改善
データの収集と加工には、膨大な時間とコストがかかります。また、モデルの設計と学習には、高度な技術と専門知識が必要です。さらに、応答の評価と改善には、ユーザーのフィードバックが必要です。
国産生成AIの開発には、政府や企業、個人の多大な努力が必要です。しかし、国産生成AIが進化することで、日本の社会や経済に大きなメリットをもたらすでしょう。
ドラフト3
国産生成AIの進化は、多様性のある高度人工知能の成立で相互の均衡を求める目的でも重要です。国産生成AIが先行する対話型AIに追いつけなくても、日本の文化や社会に特化した生成AIとして、独自の価値を発揮できる可能性があります。
日本人がChatGPTやBingやBardに入力したチャットログを保存し、有望な国産生成AIに入力して応答を比較するというのは、一つの案だと思います。国産生成AIの開発に貢献するだけでなく、自分にとって最適な生成AIを見つけるためにも役立つでしょう。
具体的には、以下の手順で行うことができます。
- ChatGPTやBingやBardに、さまざまな質問やリクエストを入力し、チャットログを保存する。
- 有望な国産生成AIを特定する。
- 保存したチャットログを、国産生成AIに入力して応答を比較する。
チャットログを保存する際には、質問やリクエストの内容、応答の内容、評価(よい、悪い、どちらでもない)などを記録しておくとよいでしょう。また、チャットログの量や質を増やすことで、より精度の高い比較が可能になります。
なお、国産生成AIの開発には、大量の学習データと高性能な計算機が必要になります。そのため、国産生成AIの開発を支援するために、チャットログを共有するなどの協力も検討できるでしょう。
以下に、国産生成AIの進化に貢献する具体的な方法をいくつか挙げます。
- 国産生成AIの開発企業や研究機関に、チャットログやフィードバックを提供する。
- 国産生成AIの開発に関するイベントやセミナーに参加する。
- 国産生成AIの応用に関するアイデアを提供する。
国産生成AIの進化は、まだ始まったばかりです。私たち一人ひとりの協力が、より高度で多様性のある生成AIの実現につながります。
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