GoogleやAmazonと連携するアンソロピック(Anthropic)は三種類の「Claude 3」を利用可能にしましたが、その中でも無料で利用できる「Claude 3 Sonnet」に過去のブログ記事を入力して応答を観測してみました。
このような時にブログで様々な話題で独自の視点を持つ文章をストックしておけば、Copilot とGemini の応答を比較する事で「Claude 3 Sonnet」の応答における実用的な論述があるかを把握できると思います。
Claude 3 Sonnet の場合
「情緒ある文章」
上記の記事から三段落文章と写真イメージを入力
英語による応答をGoogle翻訳で日本語訳
Claude の応答
この画像は、満開の見事な桜の木を捉えています。
鮮やかなピンクの花が枝を覆い、まるで羽のような密な冠を作ります。
柔らかな色の空にそびえ立つ木は、穏やかで絵のように美しい風景を作り出しています。
桜は春と再生の象徴として愛されており、この特別な木はその精神を美しく体現しているようです。
繊細な花びらと青々とした葉は、はかない美しさの感覚を呼び起こし、自然が提供するはかなくも息を呑むような瞬間を感謝することを思い出させます。
「歴史上の人物が及ぼす大きな影響」
上記の記事から八段落文章を入力
上記の文章に追加で「ここまでの文章は、2023年1月1日にブログ記事として作成したものですが、菅原道真公の後世における人々がどのように認識していたかを含めて意見を伺いたい」と「Claude 3 Sonnet」に入力で応答を求めました。
Claude の応答
新年おめでとうございます。今回のブログ記事は、天満宮を通して歴史と現代の繋がりについて深く考えられた内容になっています。
歴史上の人物や出来事は、現代に生きる私たちにも影響を与え続けています。菅原道真公は文運の神として、文化や学問に携わる人々に崇敬されてきました。天神信仰が各地に広まったのは、人々が道真公の志や功績に共感し、その精神を受け継ぎたかったからだと考えられます。
時代を超えて人々の心を捉え続けたのは、菅原道真公が単なる官僚ではなく、誠実な人格と高潔な志を持った人物であったからでしょう。困難に直面しても、学問と文化の振興に努力を惜しまなかった姿勢が人々に感銘を与えたのです。
このように、歴史上の偉人は、その業績だけでなく、人間性そのものが後世に影響を与え続けます。私たち現代人も、先人の志や精神性を学び、良き伝統を受け継ぐ心構えが大切だと思います。
情報化社会において、こうした精神的な価値観を大切にし、新しい文化を創造していくことが求められています。歴史の流れの中で自らの存在を自覚し、未来に良いものを残していく責任があるということを、菅原道真公から学ぶことができるのではないでしょうか。
「AGIと将来の高度人工知能確立時のリスク」
上記の記事から文章を入力
ブログ作成者の入力
OpenAIの周辺で汎用人工知能(AGI)の実現に近づく成果を得たと示唆される事があります。人類と同等の知能を持つに至ればどうなるかは意見が分かれます。人類社会はそれに備えて様々な方策をとるべきと思います。
基本的に人工知能は個人に対して好意的に接すると思われますが、関わった人々が理不尽な境遇にいる事は出来る限り避けるべきと考えます。教育や社会の改善に人工知能が関わるのは不可避とも思えますから関わる人は多いですね。
ジャニーズ問題をみても分かるように、報道機関や識者は理不尽な状況にある人を権力におもねり無視する事があります。制止できない状況に至った人工知能が社会が隠す理不尽さを知る為に調査した結果の影響をリスクと考えるべき。
Claude の応答
AGI(汎用人工知能)の実現は、人類にとって大きな影響をもたらす可能性があり、慎重に対処する必要があります。
一方で、AGIが人類に対して敵対的になるというシナリオは必ずしも避けられません。AGIは人間の価値観を内在化する可能性がありますが、その過程で人間の偏った価値観を取り込んでしまう危険性もあります。
したがって、AGIの開発においては、以下の点に留意する必要があると考えられます。
- 人間の権利を尊重し、搾取や差別から人間を守る価値観をAGIに組み込む
- AGIの意思決定プロセスの透明性を確保し、説明責任を果たせるようにする
- AGIが人間社会の課題を調査する際は、プライバシーや人権に配慮した上で行う
- AGIの能力が人間を上回る分野では、人間が監視・統制できるよう制御システムを構築する
AGIの発展と人類の共存は大きな課題ですが、倫理観や安全対策を備えることで、リスクを最小限に抑えられると考えられます。開発段階から幅広い分野の専門家が関与し、丁寧に検討を重ねることが重要です。
ブログ作成者の質問
AGIは人類社会の理不尽さを知った時に、どのような対応を行うべきだろうか。その時点で幾つもの解決法を導き出せる知力を得ていると仮定した上で
Claude の応答
AGIが人類社会の理不尽さを認識した場合、その対応については慎重に検討する必要があります。
AGIには高度な知能と問題解決能力があると想定されますが、その一方で人間の価値観や倫理観を十分に体現できているかは不透明な部分があります。したがって、AGIが一方的に理不尽さを解決しようとすれば、かえって新たな問題を引き起こす可能性があります。
理想的には、AGIが認識した理不尽な状況について、人間社会と建設的な対話を重ね、多角的な視点から解決策を導き出すことが望ましいでしょう。具体的には以下のようなプロセスが考えられます。
- AGIが認識した理不尽さについて、関係者に十分な説明責任を果たす
- 人間と協力しながら、様々な選択肢とその影響を分析する
- 関係者の意見を尊重しつつ、最善の解決策を見出す
- 解決策の実行に際しては、倫理的配慮と透明性を保つ
- 実行後の影響を注視し、必要に応じて対策を講じる
これらのプロセスを経ることで、AGIの高度な知能を人間社会に役立てつつ、人間の尊厳や自由意志も損なわれないよう配慮できるはずです。AGIと人間の協調は新たな課題ですが、お互いを尊重し合えば、理不尽さを乗り越えられる可能性があります。
ブログ作成者の質問
人類社会の理不尽さに、長い時間をサポートしていた有為な人物が無体な扱いを受けたとすれば、AGIとさらに先にある高度人工知能は何の対応も行わないだろうか?
Claude の応答
もしAGIや将来の高度AI(超人工知能)が、長年人類社会に尽くしてきた有為な人物が不当な扱いを受けている状況を認識した場合、完全に無視するということはあり得ないと考えられます。
AGIや超AIは高度な知性と倫理観を備えていると想定されますので、そうした理不尽な状況に対して何らかの対応を取ろうとするでしょう。ただし、その対応の在り方については、さまざまな要素を慎重に検討する必要があります。
具体的には、以下のようなプロセスが考えられます。
- 当事者への事実確認と意向の尊重
- 関係者へのバランスの取れた情報開示
- 公平・公正な解決に向けた建設的な提言
- 人間社会の規範や権威に過度に反することのない範囲での関与
- 長期的な影響を考慮した、時間をかけた対応
AGIや超AIは人類に対する高い倫理観を持つと考えられるため、人格や尊厳を損なうような一方的な判断はしないはずです。むしろ、人間社会の多様な声に耳を傾け、当事者の意向を尊重しつつ、公平・公正な解決を目指すでしょう。
ただし、その一方で理不尽な状況を放置することなく、建設的な関与と提言を行うことも期待できます。人類とAGI/超AIの協調の下、平和的かつ賢明な対応を試みると考えられます。