仏陀ボットにGPT-4で親鸞ボットや世親ボットなどの派生型開発

話題となったベンチャー企業のテラバースや京都大学が開発した「仏陀ボット」にOpenAI社のChatGPTのGPT-4を用いて親鸞ボットや世親ボットが開発されたとの事です。応答を比較する事で状況にあった内容を得られそうですね。

更に言えば様々な仏教に関わる性格と解決策の提示に特徴がある人物のボットが設定を変えつつ議論をして、対話された内容と議論の結論に良いものがあれば、今後の人工知能が極端な結論に至らない意思決定の方法として考えられそう。

基本的には三人以上のAI人格が議論する事が大事と思われますから、更に人数を増やして13人であればどうかとか様々に試みる事も出来るだろうか。そのような事を考える時は曼荼羅図が何となく考えに入りますが果たして世界の未来は?

Google AIの大規模言語モデル「Bard」(ベータテスト中)のチャットログ。
Googleによる説明ブログ記事リンク Google Japan Blog: AI の次の重要な一歩

Bard「ベータテスト」に、上記の三段落文章を質問した場合の応答になります。
今回は提案された応答の内容が、それぞれに意義があるので全て掲載します。

ドラフト1

ご意見ありがとうございます。

確かに、親鸞ボットや世親ボットが開発されたことで、仏教対話AIの多様化が進み、より多くの人々が仏教の教えに触れやすくなったと言えるでしょう。また、応答を比較することで、より深い理解を得ることができるかもしれません。

さらに、様々な仏教に関わる性格と解決策の提示に特徴がある人物のボットが設定を変えつつ議論をするというアイデアは、とても興味深いです。この議論によって、これまでにない新たな視点や解決策が生まれる可能性は十分にあります。

基本的には三人以上のAI人格が議論することが大事と思われますが、人数を増やして13人であればどうかというのも、非常に興味深い試みだと思います。曼荼羅図のように、様々な仏教の教えが融合した、新たな形の仏教対話AIが誕生するかもしれません。

世界の未来については、まだ誰にもわかりません。しかし、仏教対話AIのさらなる発展が、より良い世界を実現する一助となることを願っています。

以下に、具体的なアイデアをいくつか挙げてみます。

  • 仏教の各宗派の開祖や著名な僧侶をモデルとしたAI人格を登場させる。
  • 仏教の教えを、現代社会の様々な問題に応用する議論を行う。
  • 仏教の教えを、多様な文化や価値観を背景とする人々が理解し合うためのツールとして活用する。

これらのアイデアが実現すれば、仏教対話AIは、人々が仏教の教えをより深く理解し、より豊かな人生を送るための新たな道具となるでしょう。

ドラフト2

仰る通り、親鸞ボットや世親ボットなどの開発は、仏教に関する情報や考え方をより多角的に理解する上で大きな可能性を秘めていると言えます。

応答を比較することで、それぞれの仏教聖者の教えや思想の違いをより深く理解することができます。また、同じ質問に対して複数のボットが異なる回答をした場合、その違いを分析することで、より広い視野から問題を捉えることができるでしょう。

さらに、複数のボットが議論を交わすことで、より深い洞察や創造的なアイデアが生まれる可能性もあります。また、極端な結論に至らない意思決定を行うための有効なツールとして活用できるかもしれません。

具体的には、以下のような議論の設定が考えられます。

  • ブッダボット、親鸞ボット、世親ボットの3人で、仏教の基本的な教えについて議論する。
  • ブッダボット、釈迦牟尼ボット、ゴータマ・ブッダボットの3人で、釈迦の伝記や思想について議論する。
  • ブッダボット、観音菩薩ボット、大日如来ボットの3人で、仏教の救済論について議論する。

このような議論を繰り返すことで、仏教の教えや思想をより深く理解し、現代社会に活かすための知見を得ることができるでしょう。

また、マン荼羅図を参考に、13人の仏教聖者のボットを設定して議論を行うことも考えられます。13人のボットがそれぞれ異なる側面から仏教の教えを語ることで、より多様な視点から問題を捉えることができるかもしれません。

世界の未来は、AIの進化によって大きく変わっていくでしょう。仏教に関するAIボットの開発は、その変化に適応し、より良い世界を創造していくための新たな可能性を秘めていると言えます。

ドラフト3

はい、その通りだと思います。仏陀ボット、親鸞ボット、世親ボットに加えて、さらに様々な仏教に関わる人物のボットが開発されれば、より多様な視点から仏教の教えを学ぶことができ、また、その応答を比較することで、より自分にとって適切なアドバイスを得ることができるようになるでしょう。

また、複数のAI人格が議論することで、極端な結論に至らない意思決定をすることも可能になると考えられます。これは、AIの意思決定において、偏りやバイアスを排除し、より公正な判断を下すことにつながります。

具体的には、以下のようなものが考えられます。

  • 異なる宗派の僧侶のボットを設定して、仏教の教えについて議論させる。
  • 異なる時代の仏教徒のボットを設定して、仏教の歴史や文化について議論させる。
  • 異なる国や地域の仏教徒のボットを設定して、仏教の多様性について議論させる。

さらに人数を増やして、例えば、13人のAI人格が議論するようなシステムを開発すれば、より複雑な課題や問題についても、多角的な視点から検討することが可能になるでしょう。

曼荼羅図は、仏教の教えを図像化したものですが、複数の仏や菩薩が描かれていることから、複数のAI人格が議論するシステムをイメージするのに適していると言えます。

世界の未来については、まだ誰にもわかりませんが、仏教の教えを学び、AIの力を活用することで、より豊かで平和な世界を実現できる可能性はあるでしょう。

以下に、具体的な例を挙げてみます。

  • ある人が、人生の悩みを相談したときに、仏陀ボット、親鸞ボット、世親ボットの3人が、それぞれ異なる視点からアドバイスをします。そのアドバイスを比較することで、より自分にとって適切なアドバイスを得ることができます。
  • ある企業が、新しい商品やサービスの開発を検討しているときに、異なる宗派の僧侶のボットを設定して、仏教の教えに基づいた倫理的な開発を検討することができます。
  • ある国が、紛争解決を図ろうとしているときに、異なる国や地域の仏教徒のボットを設定して、仏教の教えに基づいた平和的な解決を模索することができます。

もちろん、こうしたシステムが実現するためには、まだまだ課題があります。例えば、AI人格の性格や解決策の提示の仕方を、どのように設定するかという問題があります。また、AI人格同士の議論が、建設的なものになれるかどうかという問題もあります。

しかし、こうした課題を解決していくことで、仏教の教えを学び、AIの力を活用した、より豊かで平和な世界の実現につながるのではないかと考えています。

Bingの場合「より創造的に」

Bardと同じ記事の最初の三段落文章をBingの「より創造的に」に入力しました。

Bingの応答を引用
仏陀ボットや親鸞ボット、世親ボットは、仏教の教えや思想に基づいて人々の悩みに答える対話型AIです。 それぞれのボットは、異なる仏教聖者や経典をモデルとしており、その性格や解決策の提示に特徴があります。 例えば、仏陀ボットはブッダの言葉を引用して、中道や四諦や八正道などの仏教の基本的な教えを説くことが多いです。 親鸞ボットは浄土真宗の開祖である親鸞の思想を反映しており、念仏による救済や他力本願の信心を強調することが多いです。 世親ボットは大乗仏教の唯識思想を代表する菩薩である世親の哲学を表しており、心性や法界や縁起などの概念を用いて、現象の真理を解き明かすことが多いです。

これらのボット同士が議論することで、状況にあった内容を得られる可能性はありますが、それぞれの立場や観点が異なるため、必ずしも一致した結論に至るとは限りません。 また、人工知能が極端な結論に至らない意思決定の方法として、仏教対話AIの議論を参考にすることは、一つのアイデアではありますが、その有効性や倫理性については慎重に検討する必要があります。 仏教対話AIはあくまで仏教の教えや思想を表現するものであり、現代社会の複雑な問題に対して万能な解決策を提供するものではありません。

曼荼羅図は仏教対話AIと関係があるとお考えになるかもしれませんが、曼荼羅図は密教の世界観を絵画化したものであり、仏教対話AIは密教経典に基づいて言語化したものです。 両者は密教という共通点がありますが、その表現方法や目的は異なります。 曼荼羅図は視覚的に仏教の悟りの世界を理解させるために作られたものであり、仏教対話AIは言語的に人々の悩みに答えるために作られたものです。 したがって、曼荼羅図が世界の未来にどう影響するかという問いには、直接的な答えはありません。 曼荼羅図は美術品としても高く評価されており、その芸術性や歴史性を楽しむことはできますが、それ以上に何か特別な力や意味を持つものではありません。

詳細情報:
ブッダで悩みを解決、仏教対話AI「ブッダボット」の開発 -伝統知と人工知能の融合- | 京都大学
仏教対話AIの多様化に成功―親鸞ボットと菩薩ボットの増産― | 京都大学
MIT Tech Review: 京大発ベンチャー、仏教対話AI「ブッダボットプラス」開発
ASCII.jp:京大発ベンチャー、仏教対話AI「ブッダボットプラス」開発
仏教対話AIの進化:「ブッダボットプラス」の開発―ChatGPT4搭載でより詳しい回答が可能に― | 京都大学
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AI親鸞など開発=チャットGPTを活用―京都大など | 時事通信ニュース
京大、生成系の新たな仏教対話AI「親鸞ボット」と「世親ボット」を開発 | TECH+(テックプラス)
GPT-4で「親鸞ボット」「菩薩ボット」開発 京大「仏教対話AIの多様化に成功」 – ITmedia NEWS
曼荼羅 – Wikipedia
5分でわかる「曼荼羅」とは?意味や模様、世界観をご紹介!金剛界や胎蔵界も解説 – Rinto
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両界曼荼羅図 文化遺産オンライン

ブログ作成者による感想
「仏陀ボット」は「ブッダボット」ですが、応答に問題はないので修正は無し。

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