Netflixで10月5日から大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が配信開始との事でXなどでは話題になっています。三谷幸喜氏がシナリオを書いた鎌倉幕府の成立と初期の対立抗争のあり様は、謀略や欺瞞を用いる政治の妥当性も考えさせます。
小栗旬氏が演じた北条義時が謀略も駆使する人物に変貌して、源平合戦で共に戦った仲間が対立抗争で破滅するような状況が描かれてはいます。
源頼朝が石橋山の合戦で敗北後に海を渡り房総半島に逃れた後に周辺勢力に協力を求める顛末や、最大勢力であった「上総広常」が源頼朝に協力したが、粛清された結果が三谷幸喜氏の解釈で劇的に描かれたりもしました。
歴史を知る人は北条義時の嫡出子ではなかった北条泰時が政治に関わる中で、北条政子などに期待を寄せられるように成長して、北条泰時自らの深い思考と他者の意見に耳を傾けて「御成敗式目」を制定した事を重要視します。
それは野蛮で無法地帯ともされていた武士の世界に一定の平穏をもたらした史実を知るだけに、希望も想定しながら視聴できますが、一般的には優れたシナリオ構成と演出と熱演で見れる作品ですが視聴に圧迫感はある作品でしょうか。
今回の配信により放送当時は高い評判は知っていたが話数が多い事もあり視聴の機会を逃した人が、三谷幸喜氏による衝撃的で記憶に残るシーンを初めて視聴するのは、鎌倉殿の13人が生活の中心になるほどの状況もあるとも思えます。
NHKオンデマンドの月額990円課金ではなく、Netflixの他に提供される話題の作品を視聴する機会にもつながる今回の「鎌倉殿の13人」の配信は、Netflixの契約につながるとも言えそうだ。