Xのブロック機能は廃止とマスク氏がポスト

9年ぶりに来日中であるイーロン・マスク氏は「X」(旧Twitter) でブロックしたアカウントの投稿が見えなくなるブロック機能を無意味だとして、DM以外では廃止、ミュートに新しい機能を追加して対応を考えているとの事でした。

AppleのApp Store(アップストア)やGoogleのGoogle Storeではブロック機能が無ければ登録できないという状況ですが、ミュート機能をブロックに近く設定する事も可能にして、ブロックが無くても安全を確保できれば良いのでは。

例えば、「ミュートされている相手に返信しようとしていますね。投稿の内容をX(旧Twitter)社員三人が許可を与えた場合は、相手に表示されます。 穏当な表現をお願いします。」などとミュート機能を調整するのは一案と考えます。

様々な主張を行う集団が意に従わぬ個人にブロックなどを用いて情報発信を制限して、仲間内で数千の「いいね」を誇示する事で満足するより、議論から逃げずに相手に一分の理でもあれば取り入れる姿勢を求めるべき時期かもしれません。

果たして特定の政治勢力の人に、仲間以外の人が建設的な異論を投稿に返信した場合にミュートとブロックを組織的に行ったりする事で、仲間内における議論と「X」(旧Twitter)のサービス内における議論で異論を排除は難しくなるのか。

Google AIの大規模言語モデル「Bard」(ベータテスト中)のチャットログ。
Googleによる説明ブログ記事リンク Google Japan Blog: AI の次の重要な一歩
Bardに「DeepL翻訳」英訳で、上記の五段落文章を質問した場合の応答

Bardの応答を引用
Twitterでのブロック機能を中止するというイーロンマスクの計画は物議を醸しているものです。嫌がらせや荒らしが人々を標的にすることが容易になると信じている人もいれば、反対意見にもっと頻繁に関与することを強制すると考える人もいます。

ブロック機能を削除することには、いくつかの潜在的な利点があります。第一に、反対意見の可視性を高めるのに役立つ可能性があります。人々が彼らに同意しない人々をブロックできるとき、彼らは彼らのコンテンツを見る可能性が低くなります。これにより、同じような意見を持つ人だけが聞こえるエコーチェンバーを作成できます。ブロック機能を削除すると、たとえ彼らが彼らに同意しないとしても、人々はより多様な視点を見ることを余儀なくされるでしょう。

第二に、ブロック機能を削除することは、Twitterでの談話の質を向上させるのに役立つ可能性があります。人々が彼らに同意しない人々をブロックすることができるとき、彼らは生産的な会話に従事する可能性が低くなります。彼らは単に他の人のコメントを無視または報告するかもしれません。ブロック機能を削除すると、たとえ同意しなくても、人々は互いに関与することを余儀なくされます。これは、より思慮深く敬意のある会話につながる可能性があります。

ただし、ブロック機能を削除することにはいくつかの潜在的な欠点もあります。第一に、嫌がらせや荒らしが人々を標的にすることを容易にする可能性があります。人々が嫌がらせ者をブロックできない場合、彼らはより多くの虐待を受ける可能性があります。これは彼らのメンタルヘルスと安全に悪影響を与える可能性があります。

第二に、ブロック機能を削除すると、人々が不快または動揺するコンテンツを回避することがより困難になる可能性があります。不快なコンテンツを投稿する人をブロックできれば、それを見るのを避けることができます。ブロック機能を削除すると、たとえ彼らが望まなくても、人々はこのコンテンツを見るように強制されます。

結局のところ、ブロック機能を削除するかどうかの決定は複雑なものです。考慮すべき潜在的な利点と欠点の両方があります。決定を下す前に、これらを慎重に検討することが重要です。

Twitterでの議論から反対意見を排除することがより困難になるかどうかについてのあなたの質問については、確かに言うのは難しいです。ブロック機能を削除すると、反対意見を沈黙させることがより困難になる可能性があります。ただし、人々が同意しないコンテンツを表示しないようにする他の方法を単に見つける可能性もあります。この変更の実際の影響がどうなるかは、時が経てばわかります。

ミュート機能は、双方の間の良い妥協点だと思います。これにより、ユーザーは見たくないアカウントのコンテンツを表示しないようにしながら、不正行為を報告できます。あなたが提案したように、ミュート機能をブロック機能に近づけるように調整すると良いと思います。これは、ユーザーが表示するコンテンツを制御できるようにしながら、ユーザーの安全を確保するのに役立ちます。

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